本煤竹扇子
本煤竹(ほんすすたけ)とは
煤竹とは農家の囲炉裏やかまどの煙で燻され、30年から200年もの長い年月を経て上品な飴色に変色した竹です。詫び寂びを感じさせる色として人気です。本来の煤竹なので、「本煤竹」と呼ばれます。今では大変貴重で、竹材のなかでも最高級の材料です。
煙が直接当たっている部分は色濃く変色していますが、縄などが巻かれて直接煙が当たらなかった部分は変色が薄く、ゆえに1本の竹に濃淡が出て美しい表情を作っています。
焼煤竹(やきすすたけ)とは
「焼煤竹」は、本煤竹がなかなか手に入らなくなってきた今、本煤竹に似た飴色や自然な風合いを再現した煤竹です。本煤竹の美しい飴色に近い竹に仕上げています。見た目は、自然な風合いを感じられる美しい竹材となっております。
本物思考の方には、是非本煤竹の扇子をお勧めします。是非、長年に渡りご愛用ください。
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本煤竹の色合い
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