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スペインの扇子老舗カルボネル社と伊場仙とのコラボレ-ト扇子「VALEDO/ヴァレド 木象嵌細工入り」が入荷しました。
VALEDO(ヴァレド)扇子は、スペイン・バレンシアにある扇子の老舗「アバニコス・カルボネル社」とのコラボ作品です。素材は、パロサント(ローズウッド)という木材を使っています。
江戸初期にスペインとの間に行われた南蛮貿易で海を経て、扇子文化はヨーロッパに普及したようです。スペインの暑い気候に、扇子文化が適しているようで、現在でもこういった形の扇子が使われています。
この度このコラボ商品の親骨の細工をフィレンチェの木象嵌細工職人・望月貴文氏にお願いしました。
デザインは、「青海波文」「浪裏」 「瓢箪」 からお選びいただけます。革製の扇子入れ付きです。
L'intarsio è un mestiere tradizionale di Firenze
- 寄木細工はフィレンツェの伝統工芸です
che risale ad ancor prima del Rinascimento.
- ルネッサンス以前からあるものです。
Noi estendiamo al futuro l'antica tradizione con nuove idee e passione.
- 私たちは、古くからの伝統を、新しい発想と情熱で未来に伸ばします。
略歴
1979年 東京生まれ
2007年渡伊、フィレンツェへ
2008年より、アンティーク家具職人 “レナード・オリヴァストリ“に師事 家具修復とともに木象嵌細工の技術を学ぶ
2014年、フィレンツェ・サンフレディアーノ地区に、自身の木象嵌細工専用工房をオープン
伝統的な技術を活かしつつ靴木型の、複雑な曲線に木象嵌をしたり、木象嵌のランプシェードを作るなど日々新しいことに取り組む。
スペインの扇子老舗カルボネル社と伊場仙とのコラボレ-ト扇子の親骨に、木象嵌細をフィレンチ在住の職人・望月貴文氏が手がけています。
伊場仙人気の吉兆紋様でもある、三柄で制作をお願い致しました。
パロサント(ローズウッド)という木材の、親骨に木象牙で、青海波・浪裏・瓢箪を、美しく表現しました。
木象嵌(もくぞうがん)とは、種々の天然木材を用いて絵画や図柄を表現する木画技術です。