日本の伝統色である藍色。
夏の装いにの扇子を。

 

日本橋で暖簾を掲げて四三〇年。江戸時代には、初代豊国、国吉、広重など、名だたる浮世絵師の版元としても知られた「伊場仙」は、団扇・扇子の専門店だ。

今年の新作は藍染の扇子。藍染には消臭、虫除け、蛇除けなどの効果があるとされており、着物や手ぬぐい、暖簾など、様々な用途で用いられてきました。

「昨年、藍染の職人さんからお声掛けいただき、一年をかけて制作しました」と語るのは取締役社長・吉田誠男さん。

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