伊場仙の定義

伊場仙の考え方

伊場仙では、1590年の創業以来、「信用」と商いを通じた「社会への貢献」、これを私たちの家訓として守ってまいりました。江戸中期には度々の水害で出身地・岡崎の矢作川の橋が流されました。そのたびに私たち遠州、三河出身の商人たちは進んで橋の架け替え工事を請け負い、地元への貢献をしてきました。現在では会社の利益は公平に従業員に還元し、税を通じて社会へ貢献する、というかたちとなりましたが、考え方は何一つ変わってはいません。その連綿とした過程から生じる「信用」が私たちの基本です。またそれを支えて下さる私たちのお客様に対して、恥じない商品をご提案しご満足いただく、その積み重ねも長い信用に結びついていると考えています。

座右の銘

現代表/伊場仙14代目・吉田誠男の座右の銘は「貫日精誠震天下」という古代中国の経典にある7文字の文言です。 日本語に訳せば「日々誠に精(努めれば)天下を震わすことも出来る」もっと現代風に表現すれば「常日頃誠実に生き続ければやがて偉業を達成することが出来る」と表現されるのでしょう。戦乱の古代中国でも賢人たちはどんなにつらい人生でも誠実に生きていけばやがて天下を震わす偉業が達成できる事を多くの人々に説いたと言われています。 因みに現代表の名前 誠男(のぶお)にはこの一文字が入っています。

                                              

十四代目 代表取締役社長

遠き海原

世界都市「江戸」誕生の物語
著者:吉田誠男

あとがきより
西暦2020年、当社は創業430年を迎えました。普通の会社でしたら、記念の年に会社の遠隔を記した記念誌を出すことでしょう。しかし、当社には記念誌を出そうにも400年も昔の資料などまったく残っておりません。代々言い伝えられてきた口伝では、創業者は遠州伊場村(現在の静岡県浜松市中央区東伊場町)より徳川家康と共に江戸に遷り、当時の江戸の開発に従事したことになっています。(中略)そこで私は、当社の社礫を「小説」として編纂することにしました。

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